貴重な体験!北海道(1)

2006年7月28−31日


ママと一穂と私が三人で旅行をするのは、一穂が3歳になる前の夏にウィーンへ行って以来、実に14年ぶりです。我が家の愛すべき家族であるレミとヴィヴォを置いて出るわけに行かず、行き先はいつも車で彼らを連れて一緒に行かれるところに限られました。一番多いのは富士、あとは箱根や長岡に行ったことがありました。ホテルに泊まるときはR&Vは車でお泊まり。かくして我が愛車は走る家畜小屋となるわけです。どうしても幼い一穂に汽車旅をさせたいときは、私か家内のどちらかが留守番をしました。
それが今回はどうしても三人で行きたい、いや行かなくてはならないと判断してR&Vにとっては初めてのペットホテル泊となりました。
早朝6時半の飛行機なので前の晩にR&Vを預け、出発は朝5時、車で羽田の近くの駐車場を目指します。予約を入れてあったので安心。到着すると荷物を持って受付を済ませ、車はそのままにしてマイクロバスへ。乗客がいっぱいになると空港へ。行き先別に近い乗り場に下ろしてくれます。初めての利用でしたが、システムが完璧なのには感心しました。いつもはオーケストラで団体として利用することの多い空港ですが、家族での利用は国内線では初めてです。手続きを済ませて搭乗口へ。飛行機に乗り込みしばらくすると滑走路を進み、位置についてスタート、どんどん速度を増して離陸、あとは快適に飛んで8時に千歳空港へ着陸しました。
久しぶりの千歳空港はあまりにきれいなのでびっくり!サンドウィッチとコーヒーの朝食をとりました。
レンタカーを借りるのも初めて。家畜小屋の臭いのしないきれいな車!えーと、カーナビは…
というわけで、これからの4日間はこの車が我々の足となりました。
さて、まずは今回の旅の目的その1…一穂が興味を持った酪農学園大学を見学。ナビの目的地に指定して出発。親切なナビゲーションのおかげで迷わず到着。

広大な敷地、美しい緑に囲まれたすてきな校舎!すばらしい環境です…夏は。でも冬は厳しいんでしょうね。もっとも一穂はむしろ冬が好きで、寒いのはへっちゃらかな。

入試課を訪ね名前と見学を申し入れていた旨を言うと、電話で受けてくださった係の方が直ぐに応じてくださって、多少の説明のあと学内見学。
まずは大学自慢のインテリジェント牛舎。 まだ生まれて日の浅い子牛がいました。
牛たちはそれぞれ生まれてからの月齢ごとに分かれていました。まつげが長くてかわいい!(上左)

案内をしてくれたのは酪農学科の学生さん。牛たちはとてもなついてる感じです。(上中)

一穂も初めて牛とスキンシップ。
こんなにたくさんの乳牛が飼育されて実習が多く採り入れられます。実際に牛乳や乳製品も生産しています。
他に環境やエネルギーを考えて糞尿の再利用なども行われていました。
これは発生するメタンガスで電気を起こす装置。
獣医科は特に大型の生産動物を多く扱える点で都市の中にある大学とは違った好条件です。

白樺の並木道

広大な敷地
牧草地の中にある施設
ステンドグラスと外の緑が美しいチャペル
いかにも北海道らしい広々とした開放感のある環境は何よりの魅力でした。四季を通じて豊かな自然の中で学べることのありがたさは、高校でパウロの寮生活が始まったときにまず思ったことです。

しかし大学はそれ以上に、本当に一穂が一生をかけて進む道を見つける場所でなければなりません。酪農が本当にその道なのか?それを確かめるために、日本有数の酪農地帯である道東の厚床で実際に酪農を体験しようというのが今回の旅のもう一つの目的です。
酪農学園大学をあとにし、その日は中富良野の友人宅を訪ねて一晩お世話になりました。翌日は帯広、釧路、厚岸を通って厚床まで長いドライブです。目指す伊藤牧場ではどんな体験ができるのでしょうか。(つづく)

MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE