季節のページ

季節ごとの植物や風景など、出会った喜びを残したいと思います。


2006年8月 富士の夏休み(2)

山荘とクラブハウスのコンサートを終えて、さぁいよいよ夏休み全開だ。やはりメインはウィンドサーフィン!かれこれ20年近いキャリアを積んできたからねぇ。と言ってもせいぜい夏に1乃至2回がいいところだけど…しかも昨年久々に再開したけど、その前数年は休業してたし。それでも意外に忘れないもんさ。しかもうれしいことにひと頃ほど盛んでない昨今、やってるのはだいたい同世代のおじさんばかり。かつてロビー・ナッシュやビヨン・ダンカベックに憧れた…彼らももういい歳だろうなぁ。
というわけで、一年ぶりのボードにはこけが生えてるし、フットストラップは破けているけれども我が愛艇は健在だ。


まずはご機嫌にセッティングできたセイルをボードに取り付けて本年の初乗りだぜ。

ボードに這い上がり、間髪入れずにセイルアップ。お!風もちょうど出てきたし…

バランス取ってセイルを引き込めば…
どうだ、いきなりこの走り!
うーむ、ちょっとばかりブームが高すぎたか!?
かなりの風に必死でバランスをとるが…

おっと、と、と…
沈! 何のこれしき。七沈み八起きでここまでうまく(!)なったんだ。

くそ!

一旦帰航しよう。なに、めげたわけじゃぁない!ちょっとブームの位置を直すんだい。
帰航するのはなかなかうまいもんだろうが?ぴったりと出発地点に帰ってくるぜ。
かつて盛んだった頃は必ずかっとぶうまい連中がいて、風が強くなると彼らの天下だった。下手は指くわえて見てるだけ…いやいや、ちゃんと彼らの技を見て盗んでいたのさ。
やっぱり湖で遊ぶのが一番だ。カルマンとエルグランドで場所を確保。ビーチパラソルを立てれば簡単に居住空間のできあがり。ママはパラソルの下で読書。
一穂も昨年初めて挑戦したんだが、今年はまた少し上達した。なに、何度も落ちては這い上がりしてればそのうち勘が掴めるさ。ただ理論はちゃんと教えてやらんといかんな。この日はやる方に夢中で一穂の勇姿が写真に残らなかった。

さんざん遊んでくたびれて、夜はやっぱりマ・メゾンがいいということになった。お盆の14日、さすがにマ・メゾンのホテルが混んでいて、ちょうど食事時になる頃に入ったから予約席ばっかり。でもテーブルが一つだけ空いていてラッキー!飛び込みなのに直ぐに席が取れた。

いつ来ても絶対に期待に違わないのがマ・メゾンだ。前菜、サラダ、メインディッシュ、デザート…どれもご機嫌!それに雰囲気がいいよね。混んで待たすからってことをとても気にしてくれたりして。でもこっちは楽しくおしゃべりしてるから少しも苦にならない。いいんだよ、ゆっくりで。ゆっくりを楽しむのが休暇だ。

ちょっと変わった紅茶のポット。逆さまの砂時計(砂が落ちるんじゃなくて青い油が下から上に上がっていく)が時間になったらポットを起こして斜めに立てると、お茶の葉がお湯から上がってそれ以上濃くならないというアイディアポット。
16日、ふたたび西湖へ。去年ボードに乗ったヴィヴォ、今年もまた乗るかい? 始めはちょっとぐらぐらかな? 大丈夫だ、もう慣れた。
今年もボードに乗って得意なヴィヴォ。
オリルヨ…あっ、待て! だめ、セイルが破けちゃう!
エヘヘ…ヤッター!
ったく、もう!
一穂は少し回数を重ねればうまくもなれるんだが、如何せん普段が寮だからなかなか夏休みくらいしかできないのが惜しい。それでも去年初めてやったにしてはわりあいうまくセイルも上がって走り出した。
湖では山が迫ってるから場所によって風が変わる。いきなり反対向きになることもよくあるんだ。それを敏感に読まないといけない。一穂はまだ風が読めないからどっちへ進むのかわからずに立ち往生してる。どれ、少し教授してやるかな。


まずは風を耳元で感じるんだ!背中からまっすぐに受けてセイルをまっすぐに流せ!そうそう、それで行く方向がわかっただろう?そうしたらマストを進行方向へ少し押し出して、前側の手でブームを掴む。さらに押し出しながら腰を入れて後ろ側の手でブームを引き込め!ほら、マストが後ろに傾いてるぞ!それじゃどんどんボードが風上に向いちゃう。引き込んだとたんに沈だ!
かくして今日も日が落ちて湖に静けさが戻る。一日楽しく遊んだ。陽に焼けて体が火照る。全身に心地よい疲れを感じている。充実した休暇だ。


明日は特に予定はないから山荘でゆっくり体を休めよう。明後日はママが伊豆高原の教会キャンプに参加するため、みんなでドライブがてら送っていく。そして我々の夏休みもその翌日で終わりか。また暑い東京で仕事が待ってる。でもしっかり遊んだから仕事への意欲も湧いてくる。


夏休みの最後に訪れた伊豆高原のガラスと工芸美術館で一穂が見つけてきたおみやげ。涼しげに水槽の水の中を泳いでいる仲良しのペンギンとシャチ。いい夢いっぱい、夏の思い出。

MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE
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