季節のページ

季節ごとの植物や風景など、出会った喜びを残したいと思います。


(続)2007年の夏休み 8月11日〜21日

富士で過ごす夏休みは僕にとってこの上ない幸せなとき。特に朝が好きだ。レミとヴィヴォを連れて早朝散歩に出る。出るとき一穂に声をかけると、たいていは起きて先に出かけた僕たちを追いかけてくる。朝靄に朝日が筋になって差し込むなかを深々と息をしながら歩く。

小鳥の声、虫の声、ときには鹿の声が聞こえたりもする。時々見かける獣道、舗装路を横切って右と左に土の斜面が崩れている。
いつも散歩のときにヴィヴォがボールで遊ぶところがある。人の来ない朽ちた山荘がある辺り。レミは何となくその辺の草むらを出たり入ったりうろうろしてる・・・若い頃は駆け回ってかなり遠くまで行ってはまた駆け戻ってきたんだけど。ヴィヴォはここへ来ると必ずボールを追って遊ぶんだ。ひとしきり遊ぶと満足する。まずレミを呼びリードをつけ、次にヴィヴォ。ちゃんと順番がわかっていて、レミが済むとやってきてそこで伏せをするんだ。
夏休みのはじめ頃はまだ全然だったススキが日増しに伸びてくる。空の色もだんだん秋色に変わってきた。道端にはこんなものも落ちている・・・
道の真ん中でひっくり返ってたカブトムシ。一穂がちょっと触ってみたらもぞもぞ・・・あれ!生きてた!こんなところでひっくり返ってたら踏まれちゃうぞ。道の脇の草の上に置いてやった。
一回りして帰るとまずたっぷりコーヒーを淹れるんだ。そして庭でゆっくり飲むのが毎朝の習慣。レミとヴィヴォは朝早くから騒いだ分、僕がコーヒーを飲み始めると朝寝をする。ヴィヴォは日陰、レミは日向と決まっている。
こちらで親しくおつき合いしていただいているご夫婦が犬のお散歩がてら寄ってくださった。山荘近くで採れる幾種類かの野いちごと山菜を今朝作ったとおっしゃる手作りの籠に詰めて。


17日は御殿場のNさん、Uさんを訪ねた。いつもコンサートにはグループの中心になって大勢でいらしてくださる。
ゆっくり朝の食事をして、パディに出かける毎日・・・
でも、いつまでも夏休みが続いてはくれないんだなぁ。あと残すところ今夜と明日だけになっちゃった。昼に一旦パディから戻って少し片付けなどをした。荷物もある程度まとめて、もう使わないものは鞄に詰めた。夕方もう一度パディで乗ったあと、『最後の晩餐』はマ・メゾンに行くことにした。ここはこの前も来たけど、やっぱり夜が雰囲気あるよね。西湖畔に出ると夕焼けが素敵だった。
今年は乗馬に熱中して湖では遊ばなかった。来年は乗馬とサーフィン、両方楽しみたいね。

マ・メゾンの窓から暮れていく西湖を眺めるとなんとなく夏の終わりを感じるんだな。
上は魚の燻製のオードブル、右上はスズキの岩塩香草焼き、右はチーズケーキとアイス、果物のデザート。
いよいよ東京へ戻る日になっちゃった。今朝も気持ちよく晴れた。今年はお天気に恵まれたね。毎日、朝の散歩も、お洗濯も、布団干しも、押入れや畳の乾燥も気持ちよくできた。そして思う存分乗馬もできたし、いいよな、うちに帰るのも。またしばらくしたら来よう。秋に。
夕方早めに山荘を出て帰ってきた。中央高速を走って調布のあたりで夕日がきれいだった。真後ろだから鏡に映っていたんだが、一穂がいい写真を撮った。久しぶりの我が家は暑苦しい空気がよどんでいたが、換気をして、掃除機をかけ床を拭いたらすっかり気持ちよくなった。やっぱり我が家もいいな。楽しい夏休みだったね。

MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE
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