季節のページ

季節ごとの植物や風景など、出会った喜びを残したいと思います。


2008年 富士の夏休み 8月11日〜17日

今年の夏休みは例年より短く1週間しか取れなかったうえ、その始めと終わりに山荘コンサートとクラブハウスコンサートを企画してしまったので、もっぱらコンサート中心の『遊べない夏休み』になってしまいました。10日の夜中に移動して11日は買い物をしてパーティの準備をしました。12日はスタッフの宮本くんと手伝いにハープのみどりちゃんが来てくれたので大助かり。12日、山荘コンサートは初参加の東京フィルコンサートマスター青木くんとメンデルスゾーンのピアノトリオほかを演奏しました。
今回は青木くんが忙しい合間に来てくれたのですが、その日に帰らなければならず、帰りの時間のことがあったので例年より1時間早く始めました。2時開演ではまだ日差しが強く、庭のお客様にも日が当たってしまい申し訳ありませんでした。やはり3時か3時半スタートの方が良さそうですね。
そんなわけでお客様は庭の枠の外の木陰に椅子を移動して聴いてくださいました。今年も御殿場からのお客様がたくさん、何とマイクロバスをチャーターしていらしてくださいました。『みんなでわいわい、遠足みたいで楽しかったわ!』年に一度の山荘コンサートが皆さんの楽しい行事になって、毎年新しいお客様にも声をかけてくださるのはほんとにありがたいです。
メンデルスゾーンのピアノトリオニ短調は親しみやすい名曲です。青木くんとは昨年聖パウロ学園のパウロ祭でも弾きました。
演奏が終わってパーティが始まる頃にはだいぶ涼しくなってきました。今年のご馳走は我々の用意したディップやハム、ソーセージなどに御殿場の皆さんの手作りのお寿司やお総菜、それに宮本くんのスモークチーズやみどりちゃんのにんじんとくるみの和え物などなど・・・マイクロバスでいらしてくださると皆さん心配なく飲めていいですね。ビールやワインも進みました。

乗馬クラブのパディで親しくしてくださっている道白さんご夫妻。たまたまこの日青木くんを河口湖駅へ迎えに行った通りがかりにパディに寄ったらいらしていて、お誘いしたら来てくださったんです。7月の競技会でご夫婦ともに大活躍、揃ってオールラウンドチャンピオンの銀のバックルが光っていました。
早朝、レミとヴィヴォを連れての散歩は夏の富士の私の日課です。朝日が差し込む鬱蒼とした樹海の道はひんやりとして朝靄がたっています。
秋のような澄んだ青空にススキの穂が光ります。山荘コンサートと次のクラブハウスコンサートの間の三日間、つかの間の休日です。

今年は一穂が大学生になり名古屋で一人暮らしを始めました。夏休み前半は弓道部の練習と合宿で帰省できませんでした。一穂が夏富士で一緒に過ごさなかったのは生まれて初めてのことです。二人だけの・・・いやレミとヴィヴォがいました・・・一穂のいない夏休みはちょっと寂しいですが、我々が東京へ戻るとじきに一穂も帰ってくることになっています。

昨年の夏は怒濤の乗馬三昧でしたが、今年はそんな暇もありません。パディにはわずかに時間のできた13日と15日の夕方近くなってちょっとだけ行きました。
日中の暑い日差しの間も庭の木の下は別世界のような涼しさです。我が家のグロリエッテと呼ぶことにしました。

涼しい木陰のゆったりしたティタイム・・・
16日、クラブハウスコンサートはフルートの吉岡アカリくんとオーボエの佐竹正史くん、ヴァイオリンの松川裕子さんと初参加のヴィオラ、中村洋乃理くんとモーツァルトの作品を演奏しました。
はじめにフルートカルテットニ長調。

アカリくんがフルートについて話してくれました。フルートは木管楽器ですが彼のフルートは金でできています。
弦楽器三人でディヴェルティメントからメヌエット。中村くんは東京フィルの新しいフォアシュピーラーとして今後が期待されています。オーケストラでも私とは隣同士、話がしやすいんです。今回の声掛けも練習の合間にしました。彼はこのコンサートの翌日、郷里の岡山県でオーケストラとコンチェルトの予定があるにもかかわらず参加してくれました。

周囲に気配りの必要な室内楽の内声部、彼は若さに似ず細やかです。
後半はまずモーツァルトのオペラ『フィガロの結婚』と『魔笛』からアリアをアレンジしてフルートとオーボエのデュオで演奏しました。

息が足りなくなるフルートと息の余るオーボエ、それぞれの苦労や楽器の特徴などを話してくれました。
オーボエカルテットの演奏に入る前にリードで音の出る仕組みを説明してくれました。佐竹くんが吹くと簡単そうに見えますが、なかなか実際に音を出すとなると大変そうです。

最前列のお客様が挑戦します。
オーボエカルテット。

フィルハーモニーカンマーアンサンブルのクラブハウスコンサートも回を重ねてだいぶ定着してきました。夏の別荘ライフのひとつの楽しみに思っていただけたらうれしいです。
山荘周辺は夏休み後半になるともう秋の気配が感じられます。青空に赤とんぼが飛んでいました。いつもより短い夏休みでしたが、効率よくコンサートと休日を過ごすことができました。東京に戻ると暑さと仕事が待っています。でも一穂が帰宅するという楽しみがありますね。

MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE
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