季節のページ

季節ごとの植物や風景など、出会った喜びを残したいと思います。


2008年10月22日 秋の軽井沢 ティータイムミニコンサート

9月の末にヴィヴォを連れて軽井沢を訪ねたときは10度を切るほど寒かったけれど、今回は思ったより暖かく感じられました。それでも紅葉が進んでいて、上信越道の碓氷軽井沢ICから軽井沢へ向かう道は、何処もとてもきれいな秋の色彩が目を惹きました。

大賀ホールができて以来、オーケストラで軽井沢を訪れる機会が増えました。関連して子供たちのアンサンブル指導もあり、いくらかほかの楽員より回数多く行ったためか、土地にも人にも親しさが増したように思います。殊に大賀ホールの事務室スタッフは大西館長をはじめとして皆さん顔なじみになって、仕事で行ってもとても気持ちよく接していただいています。

そんなスタッフの一人だった松村さんが、5年ほど前に追分にすてきなレストランDolceを開き、奥様の手料理と心のこもったおもてなしで着実にお客様を定着させて、今年とうとうご自身もレストランに専念されることになったのです。ピアノとハモンドオルガンがあって、ミニコンサートもできるというお話でしたので、是非お訪ねしたいと思って先月お邪魔したわけです。
そのときは偶然にも久が原クロスクラブの山口さんご夫妻にお会いして、Dolceでお昼をご一緒させていただき、またすばらしいパイプオルガンをお持ちのOさん宅をお訪ねし、夜は山口さんの同級生のお店ですっかりご馳走になってしまいました。盛りだくさんで楽しい一日でしたが、なんと言っても松村さんご夫妻の暖かな雰囲気が感じられるお店がとても気に入って、是非今度は家内共々伺いたいと思いました。

10月後半に3日間の休みがあるので、そのうちの一日お訪ねする約束をさせていただきました。お店の休みの日がゆっくりできていいというお言葉に甘えて、22日水曜日に伺うことにしました。コンサートの可能性も探るため楽器を持って伺いたいと思い、時間などのご相談をするうちにふと思い立って、松村さんの親しい方にお声掛けしていただいて、ティータイムのミニコンサートを提案しました。考えればせっかくのお休みの日にずいぶんご負担をおかけすることになってしまうことでしたが、快くお受けくださいました。
昼前に着き、スピネットとチェロを降ろし、ハモンドオルガンやピアノを少し試させていただいている間に、すばらしいランチをご用意いただきました。すてきな庭を眺めながらとてもおいしくいただきました。軽井沢の自然や暮らしについてのお話なども興味深く伺いました。

お店はすべて木でとても暖かな雰囲気です。写真の右手が庭に面していて、テラス越しに上の写真の庭が広がっているのが窓から見えてとてもすてきです。右の奥に暖炉、その横にハモンドオルガンがあり、左のちょっと引っ込んだところにピアノが収まっています。この日は真ん中にスピネットを置いてしまったのでハモンドオルガンがこちらからは見えにくくなっています。あちら半分は二階までの吹き抜けになっていて、音もよく響くようです。チェロは手前側で弾くことにしました。
客席は15席ほど、普通に話をしても聞こえるほどの近さです。こういう空間で話と音楽が同じレベルで行き来するようなコンサートが好きです。今日は松村さんが声を掛けてくださった親しい方ばかり12名ほど見えるとのことです。

2時前、そろそろお客様がお見えになり始めました。
大方初めてお目にかかる方ばかりですが、ごく自然に話もでき演奏に入っていくことのできる和やかなムードでした。バード、バッハ、フォーレ、ラフマニノフ、ファーナビーなどを演奏しました。殊に今回は持参したスピネットに注目が集まり、近くで楽器を見ていただいたり、機構を解説したりして理解を深めていただきました。

一時間強の演奏のあと、手作りのパイやケーキにお茶をいただきながら、一つのテーブルを囲んでのおしゃべりがとても楽しかったです。楽器について、演奏について、音楽について、ほか様々な話題が連鎖して、時間の経つのも忘れるほどでした。

松村さんを通じて新たにすばらしい方々と接することができました。軽井沢にも少しずつ我々を知って集まってくださる方々が増えることを期待したいです。

本当に楽しい一日でした。松村さんには心から感謝いたします。是非また機会を作り継続させていきたいですね。

MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE
季節のページindex