乗馬日記
夢だった乗馬…ついに現実に!富士の山荘の直ぐ近く、Paddy Fieldに入会。


2007年4月19、20日 4月に雪上外乗!&青空のもと充実の乗馬

東京でも冷たい雨が降って4月としては冗談だろ!というくらい寒かった。ひょっとしてパディあたりは雪かな?と期待(?)してHPのスタッフダイアリーを見たら、まさしくそのとおりだった!どうやら本格的に積もったらしいや。

19日の朝、ママとレミ、ヴィヴォを乗せて中央高速を走っていくと、八王子を過ぎたあたりから山の上のほうがうっすらと雪化粧している。うーむ、ほんとに雪なんだぁ!大月から先は町も畑も雪で真っ白、東京なら大雪と言っていいくらい積もってる。パディに着くとこんな景色だった。4月のクリスマス?

冬の間もずいぶん来た割にあんまり雪は多くなかったんだ。それが4月も下旬近くなって・・・うそだろ!って言いたくなるよなぁ。きれいではある・・・が、馬場は?
あっちゃー!

一面水浸し。砂が入ってよくなった馬場もこの時ならぬ大雪にはどうしようもないや。スタッフのみんなが一生懸命に整備してた。最も効果的に水を抜くには・・・
すごい!スタッフが川をこしらえた!濁流がどんどん柵の外に流れ出してる。これなら案外早く馬場が使えるようになるかな。

高橋さんが、『よかったら午前は外乗に出ませんか?雪の外乗もいいですよ』これはかなり魅力。どうせ馬場はすぐには使えないんだし、行ってみようかってことになった。メンバーズウィークで4分の1のお値段だしな。
2時間コースの三湖台はすでに何度も行ったけど、今日は行く価値ありそう。

さっそく馬の準備。僕はミラージュ、ママはアルバート。それぞれに鞍を載せ水勒をつける。銜を着けるのはずいぶん慣れた。馬場がこの状態では仕方がない。馬繋場の脇で乗馬、そのまま慣らしなしですぐ出発した。ガイドはひさ(久田)さん。初めてだけど、よろしくお願いします。

僕でさえいきなりの外乗はいくらか体が硬くて緊張したから、久しぶりのママはもっと緊張したに違いない。道を渡るときは速歩、農道や山道で傾斜の緩い登り直線になると駈歩など、今日の馬の様子もわからないうちにやるのは難しかった。

それでも大方は常歩で景色を楽しみつつのんびりだったから、やがて無事に三湖台に着いた。途中の道は新緑がすばらしくきれい。桜もあちこちに咲いている。咲いた桜の枝に雪が乗ってるなんて!

一面の雪景色!誰も踏んでない新雪を踏む感触はたまらない。たいていは天気のいい日に思い立ってここへ来るから、富士山はもちろん、本栖湖やすぐ眼下の西湖が青々としてるのや、遠くの南アルプスなんかがすごくきれいなんだ。でも今日は違う。遠くは低い雲で見えない。湖も黒々と冷たそう。だけど足元は真っ白な新雪、樹海の雪景色を見晴らしてみると、見慣れた景色もぜんぜん違う魅力がある。

『のどが渇いたときのカキ氷は最高やでぇ』
『どれどれ・・・』『おぉ、これはうまかぁ!』
『な、うまいやろ』
ガイドのひささん、小柄だけど陽気なパワーがほとばしる。『お母さーん、あたし元気でやってるよぉ!』

パディのスタッフはみんな外乗になると名ガイドだ。おしゃべりしながら一緒になって景色を楽しんでる。そのときの気候、天気、木々の緑、鳥の声、遠くの山々・・・日によって違うから、何度も案内してるおなじみの道でも一緒に感動できるんだ。
冬の間一度もなかった雪上の外乗が4月の下旬近くなってついに実現した!記録的に遅い積雪ではあったが、馬で新雪を踏むご機嫌な体験は思わぬボーナスだったよね。

滑らないように慎重に下ってパディに戻る。新緑や桜ばかりじゃない、この季節になると小鳥や動物たちも活発になってるんだ。雪の上には鹿や雉の新しい足跡がくっきりついている。帰り道、瑠璃色の素敵な小鳥を見た。我々と一定の距離でずっと先導してくれた。なんていう鳥かなぁ。(野鳥図鑑によればオオルリかコルリが似てるんだが、いずれも夏鳥と書いてある)

外乗は楽しいけど、特に下りは何となく膝が力んで関節が痛くなる。最初の頃ほどではないけれど、やっぱり下馬のときはちょっと痛かった。
木曜日はレストラン・ゴールドラッシュが休業なのでハンバーガーはおあずけ。どっちみち今夜の分も必要だからスーパーに買い出しに行く。お昼はお寿司と照り焼き弁当、夜のためにはパン、鶏のから揚げ、サラダ、チーズにワインなどを買ってきた。今夜はモンタナに泊まる。部屋で昼食。

お腹が満ち足りたのでちょっとレミとヴィヴォを散歩させてこちらも腹ごなし。さぁ、午後はレッスンだ。高橋さんのレッスンはこのところ充実して実に楽しくなってきた。

ここ数日お天気が悪くて馬たちも運動不足気味、僕のお気に入りのBJは特に元気が余ってるから今日は高橋さんが乗って調子を整える。僕はネリー。手綱はウェスタンのを着けて今日もしっかり取り回しを練習しよう。ブリティッシュのは輪になってるから簡単だけど、ウェスタンのは左右2本の手綱を交差させて持つからややっこしいんだ。伸びてきたときどれを引いたらいいのか迷ってしまう。
パディに来る前にうちで2本をどう持つのが一番いいか、レミとヴィヴォのリードで練習してみた。ピンクとブルーの2色なのでどっちがどっちというのがわかりやすい。うむ、かなりイメージがはっきりしたぞ!
どの馬に乗ってもはじめはまず様子を見る。自分の思うように馬をコントロールできているかを確かめる。今日のネリーはなかなかいい感じ。

手綱もだんだん慣れてきたみたいだな。持ち方もレミ、ヴィヴォのリードで練習した成果があったみたいだぞ。今日はあんまり伸びないでしっかり持ててるや。
(後日書き込み;リードの取り回しはよくなったが、上の写真では親指が反ってるなぁ。チェロの弓を持つのと同じで、あれだと親指の付け根の筋肉が力むんだ。親指は関節を反らさないで逆に少し曲げて、指の腹じゃなく先で押さえた方がいい。)

前回から駈歩の手前を正確に出すことを練習している。外方脚でしっかり腰内をしてから駈歩の扶助を出す。ネリーはあまり手前は間違えないが、外方脚が触っただけで駈歩をはじめてしまう。本当はふたつの扶助を分けたほうがいいらしいがネリーでは難しい。
ママは外乗では緊張したようだったが、チャーリーはおとなしいので安心して乗れるね。

馬場の水はだいぶ外へ流れ出たけどまだかなりぐちゃぐちゃだ。間違っても落ちたくないよなぁ。

大体のコントロールができて自分もバランスよく乗れてきた。ママも軽速歩、駈歩もいい感じなんじゃない?今日は外乗2時間もあったから1鞍にしておこうか。まだ明日があるからね。

今日のところは早仕舞いにして、レミとヴィヴォを散歩させてから手足を拭いてコテージに入れる。モンタナはリミテッドよりだいぶ小さいワンルーム、レミ、ヴィヴォもあっという間に室内点検が終わりご飯は?と騒ぐ。ちょっと待て!お風呂が先だ。

お風呂に気持ちよく浸かって、ワインを飲みながら夕食。明日に備えて早めに寝る。
小鳥が鳴き始めたのを聞きながら目を覚ます。東の空はきれいな青空と白い雲、これを見たらもう寝てなんかいられない。着替えてレミとヴィヴォを連れて散歩に出る。

あたりにはまだ雪が残っているけれどかわいい桜も咲いている。新緑もすてきだ。このあたりに雪が降る季節はいつもなら冬枯れのはずだけど、こんなに桜や新緑と雪化粧が同時というのはめずらしい。

ママはリボン
僕は今日は大好きなBJに乗る。
もうすっかりお馴染みになったBJ。僕に鼻を摺り寄せて甘えてくれる。よしよし、さぁ今日も楽しくやろうな。ブラシで気持ちよくなって鞍を乗せ水勒を着けると、BJもすっかりやる気になって足取りも軽く馬場に向かう。馬場も昨日よりずっと状態がよくなった。

腹帯をしっかり締め、乗馬。ゆっくり常歩から始め、様子を見る。コースをしっかり取りながら速歩正反撞、軽速歩。大体よさそうだなというところで駈歩。今日はまず苦手の右手前から練習しよう。しっかり外方脚をつけ、腰内を確認してからキスの合図で発進。お、今日はいいぞ。時々反対が出てもすぐやり直して正しい手前に修正する。何度かするうちにほぼ手前を出すのは間違えなくなった。

うまくいったときは適度に休みを入れ、よしよしと首筋をたたいてやる。だんだんBJも僕の扶助をよく理解するようになって来た。手綱や拍車の加減も分かってきたな。
調子よく走っているとき、突然BJがかつてないスピードで駆け出した。一瞬何が起きたのかわからなかったが、とにかく止めようとワォー!と叫び手綱を引いた。馬場を斜めに全力疾走したBJは、それでも僕の制止の合図に反応して速度を落とし止まった。止まる寸前、そうだ!速度を落とすには片方の手綱を引いて輪を小さく描くんだった!と思い出し右を強く引いた。もういい加減速度を落としていたと思うけど、BJは右に輪を描きつつ止まったんだ。

ちょうど僕がパイナップルハウスの脇を駈歩していたときに、預託馬の厩舎からそのオーナーが出そうとした自馬が逃げ出した。それでBJがびっくりして駆け出したんだ。馬場の中には数名が乗馬していたが、ちょっと騒然とした。高橋さんがすぐ馬場の動きを止め、スタッフが気が立って逃げた馬を馬場に追い込み取り囲むようにしてリードを取った。ちょっと迫力あるシーンだった。僕がBJに振り落とされずにちゃんと止めたのを高橋さんが『見事でしたね』と言ってくれた。BJがあれだけ疾走しても反撞が少ないから何とかなったんだと思うけどね、でもみんなの見てるところで落ちないでよかったよ。

しばらく常歩や軽速歩でBJを落ち着かせて、練習再開。輪乗りで駈歩の手前を練習し、揺れも感じるようになってきた。急停止も駈歩からと速歩からの両方をやってみる。前回は速歩からはざっ!と止まれなかったが、今日はだいぶよくなった。スピンははじめはやっぱり馬体が反ってしまってうまくいかなかった。馬体が反らないようにまっすぐを保ちつつ、かつ自分自身も体をまっすぐにして、回る方向の手で(右回りなら右手で)手綱を持ち、わずかに横へ方向を示す。舌鼓と外方脚の拍車でスピンさせる。拍車はかなり強く当てた。高橋さんは拍車が足りないとき『振りかぶってボン!もう一発!』と掛け声をかける。要は馬が今何をするのかがわかること。馬がわかって動作を始めたら後は何もしない、邪魔をしないということなんだ。

間に小休止を入れて2鞍乗った。楽しかった。BJ、ありがとう!お疲れ様。鞍をはずし銜を無口頭絡に変えて厩舎に連れて行った。お腹空いたんだね。すぐに干草を食べだした。
昨日はお休みで食べそこなったハンバーガーを今日は食べた。ママも初めて食べて大満足。僕はバーベキューソースのを食べてみたがうまかったぁ。

午後はエドに乗る。久しぶりに乗ってみるとゆったりした乗り心地。BJのあとだと何でもがおおらかでゆったりしている。軽速歩は特に乗りやすい。リズムが取りやすいんだな。駈歩をしようとしたらちょっと反抗した。こら!手綱をしっかりさせて外方脚をしっかりつけ腰内、それから発進という手順を丁寧にやって、ようやく駈歩もきちんと始められるようになった。

これをきっかけにエドとはいい感じになったみたい。とても素直に言うことを聞くようになった。ゆったりしたエドの駈歩は長く乗っても疲れないかな。エンデュランス向きかも。

ご機嫌に乗れてきたので、ちょっと試しにさっきのスピンをエドでもやってみた。エドは始め何をさせる気だい?と言いたげだったが、手順をきちんとやったら見事にスピンもできた!高橋さんが、『なかなかいい感じです。エドにはスピンは教えてないんですけどね』と言った。調教されてないことをさせるのも面白いと思った。
エドの動きがゆったりしているのでウェスタンスタイルで片手乗りをしてみる。始めは常歩から。方向がきちんと出せるように。案外片手のほうが体が脱力できていいみたい。手を前で操作というのも自然にできるな。速歩も大丈夫だ。よし、思い切って駈歩もやってみよう。どうです、かっこいいでしょ?

エドとは最初に乗ったときにうまくいかず1鞍でほかの馬に替えてもらった。今年になって高橋さんの留守のとき、もう一度乗ってみようという気になってチーフ代行のカオリンさんにお願いして乗った。いくらか乗れるようになったとは思ったけど、今回はほんとにいい感じに乗れるようになったと思った。
ママは午後の1鞍はジュリアンに乗った。前回僕も乗ったけど、独特のゆっくりで大きな反撞がある。ちょっと疲れる揺れだったな。ママも1鞍でギブアップ。2鞍目はブルボンに替えてもらった。いずれにしても初めて1日4鞍と頑張ってしまったので疲れてきたよね。
メンバーズウィークの二日間、雪の外乗と馬場での5鞍は充実した内容だった。例によってお尻は擦りむけたけど楽しかった。

僕は通算53鞍、ママは44鞍、外乗は6回目。ママはジュリアンが加わって10頭目。僕が乗ったのはネリー、ブルボン、エドワード、カーペット、リボン、バーニー、ジュリアン、ミラージュ、ミルク、BJの10頭、ママがアルバート、カーペット、ネリー、ブルボン、チャーリー、エドワード、リボン、りんちゃん、ブラッキー、ジュリアンの10頭.。

5月6日と20日に大きな本番を控えて、それが終わるまでは無理かなぁ。となると一月も空いちゃう。ちょっと我慢できないかも・・・
MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE
乗馬index