乗馬日記
夢だった乗馬…ついに現実に!富士の山荘の直ぐ近く、Paddy Fieldに入会。


2007年8月15〜21日 (続々)乗馬三昧の夏休み

16日、今朝は朝食の後みんなでパディへ出かけ、一穂と彼女は西湖近くの樹海に作られた遊歩道に散歩に行った。お昼に合流して西湖畔のマ・メゾンでお昼を食べる約束にしたんだ。僕とママは午前中しっかり馬に乗る。

僕はBJ、ママはジュリアン。ママは昨日に引き続いてだからジュリアンとはいい感じにつきあえたみたいだね。いいときにやめるというのが馬とのいい関係を維持するこつだって。ママは1鞍でジュリアンを下りて初めてのファドに乗る。やったぁ!白馬の王子様に乗る貴婦人だ。

貴婦人のそばを疾走する早馬の下僕・・・
いや、今日はBJで前に練習して不完全だったスライディングストップを練習したんだ。少し進んでは、わぉ!止まらなければバック、うまく止まったらその場でじっとしてよしとする。その繰り返し。反応がよくなってきたら走らせて一気に止まる。後肢が中へぐっと入る感じ。馬場についたスライディングの跡が迫力あるストップの証拠。
リードチェンジもBJはすでにできるんだが、あくまでこちらがうまく指示を出してできなければいけないんだ。今までは勢いでやっていたが、あまりちゃんとコントロールできていたとは言えない。昨日マーサでスピードコントロールをしたおかげでBJに対しても留意した。特にリードチェンジのために中へ切り込むとなぜかスピードを上げたがる癖があったのを、敢えてぐっとスピードを落とし体重移行とあらためて外方脚をつけての扶助を出す。そのままできるだけまっすぐに進めてフェンスぎわでカーヴする。まだ完全とはいかないが、スピードをコントロールしたことで前よりは自分のタイミングでリードチェンジができつつあるように思う。
BJに2鞍乗ってひととおりレイニングの技は復習した。スピンはまだ体勢が崩れるのと手綱の引きすぎがだめ。スライディングストップもまだたまにしか決まらないなぁ。駈歩のリードチェンジももう少し・・・いずれもまだまだだね。

気分を変えてマーサでトレイルの練習をしよう。少し慣らして、例によって駈歩をぐっと押さえて落ち着かせ(いらいらが募ってるんじゃないか、とも思うが・・・)、フェンスのきわで細かい馬体操作の練習をしてからトレイルのコーナーに来た。ゲートインはかなりいいかな。
クランクを入ってバックで出る練習。バックの時はよく足元を見る。バーに寄りすぎないようにバーとバーの間をうまく進ませる。バックで角で曲がるときは自分の拍車の位置が内側のバーの角へくるのが目安だが、どうも僕は少し止まる位置が早すぎるようで、角を曲がったときに内側のバーに寄りすぎることが多いな。そんなときもマーサは横への移動をうまくしてくれるから修正はしやすいけれど。

この日はこれでおしまい。お昼を一穂たちとマ・メゾンで食べて山荘に帰る。

17日はいつもコンサートに大勢で来てくださる御殿場のみなさんをお訪ねするので乗馬はお休み。
18日、午前中にBJに2鞍乗る。ママは初めてバーニーだ。僕は前に乗ったとき、ずいぶん小さくてかわいらしいなぁという印象。ママが乗ると、そういえば今までが大きな馬ばかりだったからなんだかかわいい感じ。あぁ、今日はカメラマンの一穂がいないから写真がないのが残念!独特のこつこつした小刻みの反撞なんだけど、ママは乗りやすかったって。相性がいいみたいだね。この次乗ったらいい写真を撮らなきゃ。

僕は今日もBJでストップを練習する。まずはこちらへ注意を向けさせること。勝手に速くならないように、落ち着いた並歩、ゆっくりの速歩で行きたがるのを制する。なんでも馬が勝手にしたいようにさせているといざというときにこちらの言うことを聞かすことができないんだ。なんといっても馬の方が力は強いんだから、従順でいてもらわないとまずいよな。お互いの主従関係がはっきりしているところで、速歩、わぉ!その際、止まっても止まらなくてもいいつもりで全く手綱は引かない。だめならバック、よかったらそのまましばらく静止・・・を繰り返す。要は馬が約束を思い出して、それをやろうという気にさせることなんだ。手綱を引いてこちらの力で止めるん(手動ブレーキ)じゃないんだ。メンタルに働きかけるということだね。

姿勢に関しては普段から少し重心が後ろになっていたのを、背筋や腰を伸ばして重心はやや前へ、いざ止まるときにゆっくり後ろへ沈み込むようにとの指示。そうだ、賢さんの語録にも『お地蔵さんみたいに』っていうのがあったな。馬は座りも扶助として感じてるんだ。あとはうまくいったか失敗かの的確な判断をして、褒めるか叱るかを適切にすること、これがなかなかできないんだなぁ。

ストップやリードチェンジを練習するとき、繰り返しやると馬が予想するようになって勝手に準備したりするから、わざとパターンや止まる場所を変えたりする。手前を変えたとたんに曲がったりさせないで、できるだけそのまま直進させてから曲がる、など。うーむ、これも確か賢さんの語録にあった。『馬の考えを裏切る』か・・・
昼は一旦山荘に戻り、食事をしてから今日帰ってしまう一穂のGFを駅まで送った。彼女がいた間はにぎやかで楽しかったな。ちょっと寂しい一穂も気を取り直して夕方のパディでまたカメラマンをやってくれた。ファドに乗るママのナイスショットが撮れた。
左手前が出にくいファドに手こずっていたら、テンガロンハットのベテラン会員さんがいろいろ教えてくれた。
一穂の写真は、動きを生き生きとらえたものと、光や色をうまくとらえた幻想的なものがあるな・・・
僕は初めてのサンダーに乗る。トレイルが得意な競技馬。7月の八ヶ岳ホースショーでも活躍した。速歩も駈歩もゆったり、なんだか高級車に乗ってるみたいな柔らかい乗り心地。ゆっくりの駈歩でもちゃんと肩から大きな動きでしていればいいとか。小手先の動きだけではだめだって。ちょっといまいちよく区別が付かない。

せっかくだから得意種目をやってみる。さすがという感じ。慣れたもんだね。どの技も楽々こなした。
夏休みは小さなお客さんも多い。師匠もこういうお客さんには優しい馬のお兄さんとして接する。

夕方になるとずいぶん涼しくなって、ヒグラシの声がどことなくもの悲しく聞こえる。今日も楽しく一日が過ぎた。
(つづく)
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