乗馬日記
夢だった乗馬…ついに現実に!富士の山荘の直ぐ近く、Paddy Fieldに入会。


2007年8月15〜21日 乗馬三昧の夏休み

夏休みは例年のように山荘コンサートを含めて10日ほどとった。今年は12日と13日に続けてコンサートがあって、フィルハーモニーカンマーの仲間は14日に帰っていった。みんなを送り出した後、コンサートで使った椅子やスリッパなどを物置に片づけるのは結構大変。年に一度しか使わないから一番奥から出した。この機会に夏使ったものは奥へ、冬に必要なものは手前へと入れ替えるから、ほとんど物置の中身全部を出す作業になるんだ。昼間は山荘といえども炎天の日差しは強烈だよ。汗を拭き拭き、それでも気持ちよく片づいた。さぁ、明日からは乗馬だぞぉ!

というわけで15日は朝から張り切ってパディに出かけた。カルマンにガソリンを入れなければならなかったから2台で出たんだ。馬場に停めたカルマンは絵になるなぁ。

パディも夏休みはお客さんが毎日たくさん来てスタッフも馬たちもフル稼働だ。高橋師匠やカオリンさん、久さん、中代さん、久保田さんの陽に焼けた笑顔が元気に迎えてくれた。

あ、くろべえのところにすてきな日よけがついてる!
僕はネリー、ママはリボンに乗る。ママはずいぶん久しぶりだったね。

ネリーは一番なじみの深い馬、いつものようにゆっくり馬場を回りながら様子を見る。並歩、速歩、駈歩と順にペースを作る。
ママも2ヶ月近く間があいて心配してたけど全然忘れてなんかいないよ。姿勢もいいし颯爽としてる。リボンは乗りやすいからママも気に入ってる馬なんだ。
前回一人で来て雨の中キャロラインに乗って初めてトレイルを教わった。細かいコントロールで馬を動かすおもしろさを感じた。このところネリーやBJでレイニングの練習にのめっていた僕には新鮮だったんだ。

快調に走らせながら、この前やったトレイルのことを思い出していた。ネリーはできないのかな?

高橋さーん、ネリーはトレイルやらないんですか?『ネリーには教えていません。でもやれないことはないです。黒川さんが教える気になってやってみてもいいですよ』え!ほんと!!実はやってみたかったんだ。このところ調教するってことに興味が出てきてるんだ。馬がすでにできることは、ちゃんと合図が出せて馬の邪魔をしなければが馬がやってくれる。でもほんとは自分が教え込んでできる馬にしなきゃね。
気持ちよく走っていたいネリーの気持ちに反して僕は彼女をゆっくりトレイルのトレーニングコーナーへ導く。まずはゲートのロープをはずして中へ入るのをやってみようかな。
あれ!?どうした?
全然だめだぁ。ゲートに寄ってくんないや。
高橋さーん、どうしても寄せられません!
『ネリーはこのことをやったことがないのでとてもナーヴァスになっているみたいです。ゲートの柱を怖がって近づきたがらないんです。僕がやってみましょう』さりげなくネリーの鼻へ手をやって落ち着かせる師匠。
師匠はネリーをゆっくりと横へ動かして柱へ近づける。
そこが怖くない場所だということがわかるようにじっとそこで止まったまま。
少し落ち着きを取り戻したネリーにもう一度乗って、まずは細かく馬体を動かす練習からやってみる。柵に沿ってゆっくり前進、後退を繰り返す。今までネリーにバックをさせたのは、しっかり止まれなかったときなどに“だめだよ!”の意味でしかない。だから彼女はまっすぐに後退することに何でこんなにうるさくこだわるのか理解できないんだ。それでもやっと同じことの繰り返しに慣れてできるようになってきた。よし、いいぞ!その調子だ。

ゲートに近づきロープをはずす。バックして鼻を右へ向け中にはいる。ゲートに沿ってバック、ロープを掛け・・・ようと思ったら止まらない!あぁぁ・・・ロープに引っ張られて柱が倒れちゃった。

せっかくうまく行きかかっていたのに、ネリーはこれでまた柱やロープまで怖がるようになっちゃったよ。『ロープは柱が倒れる前に放してください』あぁ、そうでしたね。ごめんね、ネリー。びっくりしちゃったね。
ネリーの傷ついた(?)心を癒すため、師匠はロープを持って優しく少しずつ体に触れさせる。『怖くないんだ、ほら、大丈夫だろ』
ネリ−にとっても僕にとっても緊張したトレイル挑戦は失敗ばかり・・・でも少しずつできるようになるさ。まだまだ始めたばかり、うまくいかないことは練習すればいいんだ。師匠は僕にも馬にも頼りになる存在だ。やばくなったらフォローしてくれる。

気を取り直して思い切り広く馬場を駆け回った。無心に駈歩するネリーがいじらしい。

そういえばネリーは駈歩の手前を変えるのもちゃんと教わってないんだ。自分で直すことはあるけど合図としての手前変えはまだ知らない。うーむ、やってみたいなぁ・・・走りながら、以前ネリーで(たまたまではあるが)気持ちよく手前が変わったあの一瞬を思い出していた。2鞍目の残ったわずかの時間、駈歩から馬場中央に切り込み、いったん速歩におとしてあらためて反対の手前を出し8の字を描く練習をした。僕なりに考えた方法だった。
2鞍ずつを終えて僕は一旦下りた。お昼に一穂のGFが河口湖駅に着くので迎えに行くことになってる。ついでに買い物もある。その間にママはもう1鞍、ジュリアンに乗ることにした。正統派美人のジュリアンだが、独特の大きな反撞が僕もママも苦手だった。でもママは敢えてそのジュリアンに再度挑む。

何事も積極的な姿勢でやってみることこそが上達の第一だと思うね。この日ママはすっかりジュリアンといい関係になった。貴婦人の乗馬と言わせるに相応しい。(つづく
MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE
乗馬index