乗馬日記
夢だった乗馬…ついに現実に!富士の山荘の直ぐ近く、Paddy Fieldに入会。


2008年6月11日 15日 目標ができて・・・

5月にもう一回来たかったが雨で流れた。梅雨のように雨の多い5月だったなぁ。実際梅雨に入った6月、心配した天気がちょうどいい具合に安定した11日、ママと二人で出かけた。馬場の状態も良く、薄曇りでさほど暑くもなくいいコンディションだな。

パディにはこのところ加わった若い馬たちがいて、まだいかにも子供という感じの彼らと接するのは楽しい。人を乗せることや合図などがまだよく理解できていない彼らを、師匠たちが日々訓練して育てている。師匠の高橋さんは良い馬を育てることに大いに情熱を燃やしている。馬にもいろんな性格のがいる。臆病だったり、自分勝手だったり、、、そんな彼らに人と接すること、人を乗せること、合図の意味、従うということ、そして高度な技へと、教えなければならないことはたくさんある。

このところよく乗っているジェリーもまだ若い馬だけど、彼女はもうそれでもかなり自分のするべき事はわかってきている。少し高度なことを教えてもいい段階だろう。ときどき僕がいろいろなことをジェリーにさせてみようとすると、師匠が『ジェリーはそのことをまだ知りません。黒川さんが教えるつもりでやってみてください』と訓練の仕方を指示してくれて、これはなかなか楽しみだ。

さて今日は師匠が僕に若馬のオレオくんを指名してくれた。北海道から来た2頭(ココ、モモ)よりさらにあとに加わったアメリカからの3頭のうちの1頭。唇が器用で、僕の耳を微妙にくすぐる。うっかりするとボタンとかをむしられるけどね。さぁ、初めて乗せてもらうよ。
ゆっくり並歩から様子を見る。背が高くて堂々としているね。若いからどこを見てもつやつやときれいだ。

まだ手綱の合図もあまり正確ではないみたい。コースがしっかり定まりにくいや。とにかくまずは前へ進めよう。
速歩の正反撞、軽速歩でリズムを掴む。同じペースを保つんだ。急ぐことはないよ。でも止まらないように。

だいぶいい感じになじんできたところで駈歩。手前を間違えないように。よしよしいい感じだ。おっと、勝手に止まっちゃだめだよ。もう疲れたのかい?

スローペースで一鞍を終えた。なかなかまだ思うようでないなと思ったけど、これからが楽しみだ。育っていく課程を見ていきたいし、僕も少しでも訓練に参加したいな。
師匠は、今のオレオのレベルとしてはよくやれた方だって。まだそんなにたくさん人を乗せていないんだよね。これからいい馬になるように頑張ろうね。
ママは今日のはじめはファドから。最近よく乗ってるからすっかりいい仲になった。今日は彼の少し苦手の左手前を練習している。まずはうまく出せたみたいだね。

僕は最近になって姿勢を改善したらずいぶん乗ってる感じが変わった。ママも少し脚が前に出ているみたい。上体が後ろに取り残されたようになるときがあるね。僕の場合、師匠が言った『自分がやじろべえになったようにまたがるイメージ』がとてもわかりやすかった。明らかに重心が前に移行してお尻の後ろがすりむけることがなくなったし、馬上での全身の安定感が増した。基本姿勢は大事だね。
今日は7月にある八ヶ岳ホースショーに備えてベテランの会員さんたちが練習を始めている。ハンバーガーを食べながら見ていたら、なんだかうずうずしてきた。競技会なんてとてもまだ、という気持ちと、やってみたいなぁという気持ちが半分半分。でもだいたい日程が合わないんだよな。今年は7月19,20日か。今日は予定表持ってないや。確か7月は結構仕事が混んでたような気がする。それでもベテラン会員さんたちのあとでまねごとをさせてもらった。馬は僕がキャロライン、ママがネリー。この日みんながやっていたのはホースマンシップ。ほかの競技は馬の出来具合のみ評価の対象なのに対して、この競技だけが乗り手の姿勢などすべてが見られて採点対象になるんだって。正しい姿勢、手綱の持ち方から教わってやってみる。歩調を変えたりピボットターンを入れたりしながら決まったコースを行って帰って、、、ぜんぜん思うようにならない。気持ちがかなり沈んだ。師匠は『今日は馬が悪すぎました』と慰めてくれたけど、『これじゃだめだぁ』とぶちのめされた気分、このままでは終われないなぁ。それで気分良く終わるために僕はジェリー、ママはリボンに乗る。ジェリーはやっぱりいいな。細かい速歩はついていくのは大変ではあるけど、なんだか一生懸命に走ってる感じがしていじらしい。トレイルの練習用に並べてあったログをいとも軽快に越えていく。前回から少しずつ慣らしていたんだ。もうすっかり覚えて全然怖がったりあわてたりしない。しっかり足元を見ながら上手に越えられるようになったよ。駈歩も思う存分やって、あぁ、よかった。今日も気持ちよく終われるね。来週は少し時間があるからまた来ます。
さて、うちへ帰って予定表を見たら、なんと!!!7月は競技会日程の19,20日がぽっかり空いていた!これはやるっきゃない!だけど練習ができないか・・・4日から18日までびっちりと出番が続いてる。ま、いいや。どうせ初参加で賞が取れるはずもないんだから、経験だよ。

それに今度の日曜は競技会の練習会で、種目はトレイルだ。これなら去年の夏に少しやったし多少はできそうだ。ママ、ごめん、、、日曜は抜け駆けするからね。

というわけで15日の練習会に飛び込み参加した。日曜だから小さい子やカップルなどのビジターさんがたくさん来ている。馬場で、外乗で、馬たちも忙しい。おまけにパイナップルハウスの脇では調教用の丸馬場を作っていてトンテンカンとにぎやかだ。

そんな中、練習会は2時からなので午前にはネリーに乗った。実はかなり久しぶり。最初少しきかん娘ぶりを発揮していたけれど、フライングリードチェンジやロールバックなど、難しい技を師匠にレッスンしてもらった二鞍目ではすっかりいい子になって集中していた。
馬場ではトレイルのコース準備が始まった。ログを何本も使うのでなかなか重労働だ。トラックで何カ所かにログを置いてから図面に従ってコースを作る。はじめはおよその形に並べ、あとから寸法を測って正確に修正する。僕も手伝いながら図面を頭に入れ、図面のイメージを実際の景色の中で確認した。今までにいくつかの技を教わってやったことはあるけど、連続して一つのコースをやるのは初めてだ。
ゲート。
右手向こうから接近、左手が手綱なので右手でロープをはずし中にはいる。ロープを掛けたら左手前の駈歩で前方のログへ。
これを越えたら左へ旋回して下左の赤、青2本を越える。速歩に落として小さく左旋回で青、緑2本を越え(下右)、左前方のクランクへ。
コーンが正面にある赤と緑の間に速歩で進入、ストップ。バックで右後ろへクランク。コーンでストップ。
速歩で直進、赤のログを越えて斜め右方向のログへ。速歩で斜めに4本越えたら右手前の駈歩にして右旋回、さっきと対称に斜めに越えたら速歩に落とす。
速歩で青から進入、歩調を変えずに右折、ボックス手前でストップ。並歩で進入、右周り450度で青からアウト。
コースを自分で歩いてイメージを作る。馬ではコースよりまずはログに慣らすようにいろいろな歩調で越える。各部分の練習をして、いざ挑戦。

今日の参加者はベテランのご夫妻が2組、それに僕とスタッフのヒサさん。緊張して順番を待つ。
初挑戦だからむしろ気楽かな。それに師匠があてがってくれた馬はサンダーだよ。トレイルならそれこそ歴戦の覇者だ。こっちは邪魔しないように乗ってればいいのさ。

前の二人の演技を見ていると、ふむふむ、結構緊張しているのかな?ベテランも緊張するんだな。そこへ行くとサンダーの落ち着きぶりは大したもんだな。

さて僕の番だ。サンダー、頼むよ。
まずはゲート。去年の夏、サンダーやマーサでずいぶんやったよね。以来やってないから忘れてるかな?いや、大丈夫、うまくできた。
さぁ、次は左手前の駈歩だね。ログを越えるときにサンダーはしっかり足元を見て上手に越える。よし、旋回して次だ。

歩調を速歩に落とすのが難しい。止まらないように、落としつつ脚や舌鼓も使う。

少し大回りになって速歩のログ越えはややコースを外れたかな。ま、いいや、次。
バックのクランクも久しくやっていなかったから難しいな。うまく誘導できなかったらごめんね。
あ!減点・・・
やっぱりこれは難しいや。練習しなきゃ。でも今は次へ行こう。

右斜め前に見えるログへ速歩で。

とんとんとうまく越えて右手前の駈歩を出しつつ右旋回。図形がきれいに対称になるように進入角度をうまくやらなきゃな。
駈歩から速歩に落とし最後のボックスへ。入ったとたんに右へ直角に曲がるのは大変だね。歩調も崩さないようにしなきゃ。でもログがあるから難しく感じるんだな。なければ速歩で直角に曲がるのはなんでもない。タイミングの問題なんじゃないかな。
ボックスの中で450度の回転。バックや回転はゆっくりでいいんだから、よく見ながらチップしないように慎重にやらなきゃね。

サンダーはさすがだよ。僕の誘導がまずかったからバックはしくじったけど、あとはずいぶん上手にやってくれた。師匠の批評も初めてとしてはずいぶんうまくできたと褒めてもらった。あとは自分の下手なところを練習するんだな。

コースを頭に入れておいて常に先を考えながら進めていく。これは結構楽しい。

反省点としては、歩調の維持や変更が思い通りになるために練習が必要だ。それから特に慎重を要するバックや回転では、見切りで動かさずにもっと安全確認をしないとだ。『走って通過時のチップは馬の責任でも、ゆっくりのときはこちらの誘導の責任です』という師匠の言葉は大事なポイントだ。

参加か見学かは半分半分に迷っていたけど、俄然やる気にしてくれた今日の練習だった。来週はレイニングの練習だ。午前の仕事を終わらせたら大急ぎで駆けつけて参加しよう。その前に木曜、金曜はママと二人で来られる。競技会直前がだめでも今できるときにできるだけやっておきたいんだ。
MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE
乗馬index