フィルハーモニーカンマーアンサンブル春の定期公演
東京オペラシティリサイタルホールで開かれる定期演奏会その2
フィルハーモニーカンマーアンサンブルコンサート2007 in オペラシティpartU
第1回 2007年4月11日(水)7時開演 東京オペラシティリサイタルホール
photo;Himesaki
ピアノの入った室内楽を中心にプログラムを構成していく新しいシリーズとしてフィルハーモニーカンマーアンサンブルコンサート200XinオペラシティpartUがスタートしました。第1回の曲目はモーツァルトとブラームスのト短調ピアノ四重奏曲。演奏メンバーはピアノ黒川文子、ヴァイオリン青木高志、ヴィオラ曽和万里子、チェロ黒川正三です。1月31日の定期公演のあと練習を重ねてきましたが、当日最終的なチェックを会場の響きの中で行いました。まずはゲネプロの様子から・・・ | |||
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ゲネプロでは第一に会場での響き具合、バランスのチェックが大切です。いつもよりよく響くので音楽もスケールが大きく気持ちよく演奏できます。しっかり手ごたえを得て、さぁ、いよいよ本番です。 |
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開場時間、大勢のお客様が早くからいらしてくださいました。おなじみのお客様のお顔もちらほら・・・ | ||
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ピアノ四重奏曲の前にベートーヴェンの弦楽トリオのためのセレナーデからマーチとアラ・ポラッカを演奏しました。軽く前菜を召し上がっていただいてからメインディッシュへというわけで・・・ ステージで話をしているとお客様のお顔がだんだん見えてきて、こちらも緊張がほぐれて楽しい気分になってきます。聴いてくださるお客様があってこそ我々の演奏にも張りが生まれます。フィルハーモニーカンマーのコンサートはいつもどこの会場でも客席からとてもいい雰囲気が伝わってきて、楽しく演奏できるんです。 |
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![]() モーツァルト;ピアノ四重奏曲ト短調K478 |
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休 憩 | |||
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いつものようにロビーにはパネルを展示しました。真ん中に展示したのは1月31日のコンサートの写真です。 |
後半の演奏が始まります。ステージに上がるときは独特の緊張感と演奏を始める喜びがあります。深く大きな感動を与えてくれる名曲は演奏する我々の心を幸福感で満たし、全身のエネルギーを燃焼させてくれるのです。 | ![]() |
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ブラームス;ピアノ四重奏曲ト短調op.25 |
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演奏が終わりお客様の拍手をいただくとき、本当にうれしいんです。会場全体にすばらしく幸せな空気が充満しています。 たくさんの拍手にお応えして、最後にシューマンのピアノ四重奏曲変ホ長調から第3楽章を演奏しました。 |
![]() 今回は準備段階からとても楽しく充実した時間が持てました。青木君とはこれからもいいアンサンブルを続けていきたいです。 |
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![]() コンサートが終わって、お帰りになるお客様がロビーに出てこられます。我々も行ってご挨拶。本当に演奏を喜んで聴いてくださった方々の言葉は我々を元気付けてくれます。 |
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ひとつの大きなコンサートが終わると気持ちがすーっと楽になります。この緩急ある生活が好きです。そしてまた次のコンサートに向けての準備が始まります。オペラシティでの定期公演は来年1月31日と4月23日です。その前に5月20日のクロスクラブコンサート、夏の富士山荘コンサートなど次々あります。どうぞほかのコンサートにもお出かけください。また少し違った雰囲気と音楽をご一緒に楽しみたいと思います。本日はありがとうございました。 |
![]() PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE |
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フィルハーモニーカンマーアンサンブルのコンサート |