千葉さや堂

千葉中央区役所の建物の中に旧川崎銀行千葉支店(後に三菱銀行千葉支店)の建物をすっぽりと納めてあります。豆の鞘のような作りというのでさや堂の名があります。ネオルネッサンス様式の建物で、昭和12年に建築家矢部又吉により設計され建てられたものです。



建物にはいるとさらに建物の入り口があります。

天井を支える柱が印象的です。

↑中央に高さを変えられるステージがあります。
天井から下がるシャンデリアがいい雰囲気を醸しています。→

ステージ正面は旧銀行当時の出入り口です。

とてもよく響く建物です。現代の一般的な音楽ホールの感覚では響きすぎと思われるでしょう。でも、ヨーロッパの教会や王宮のサロンなどの響きを思えば、作曲された当時の音響はむしろこのくらいがふつうだったのではないかと思います。演奏する曲や編成、テンポなどを適切に設定すればきっと良い演奏が可能だと思います。フィルハーモニーカンマーアンサンブルのさや堂コンサートが実現する日をお楽しみに。

2005年10月14日、私と芸大の同級生の作曲家、石黒晶作曲の絃歌三章をテストレコーディングしました。さや堂の響きはこの曲の表現に新たな可能性を与えてくれました。レコーディングの様子はこちら。11月17日、再度絃歌三章の録音をしました。今度は私にも録音スタッフにも響きのイメージがすでにあったので、すぐに演奏を始めることができました。作曲者の石黒君も駆けつけてくれて、一応現時点での録音は完成しました。近くこのすばらしい作品が出版されることを願っています。録音が曲の紹介に役立つといいと思います。レコーディング風景はこちら、サウンドはこちら

MY FAMILY &
PHILHARMONIEKAMMERENSEMBLE